WebMatrix も出てから 8 か月近いのかぁ


コンセプトを聞いて実際に製品が出るまでの成長を見守ってきたこともあって、中の人的には全然 1 年以上のプロジェクトなんですけど、実際に出てからもこんなに経ってたんですね。私の感覚的なものかもしれないけど。なんせ、今年は前半にいろいろなことがありすぎましたね。日本マイクロソフトとしては新宿エリアから品川に移動したのももう去年とか一昨年のような気分です。時が経つのは早い。でも日常の生活ですら苦悩している方が大勢いらっしゃることをその「時の流れの早さ」で忘れてもいけませんね。

さて、タイトルの話に戻して近況なんかを書いてみようかなと思います。

窓の杜 さんで連載がスタートしていますね。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/special/20110901_473168.html

それから moongift.jp さんなんかでも取り上げていただきました。http://moongift.jp/2011/09/20110917-2/

ここで登場する250円のサービス、データジャパンさんの ExpressWeb ですね。現在 WebMatrix のコンテンツとデータベースを一括で差分発行、逆に取り込みができる Web 発行(FTP じゃない方)に日本では現在唯一対応しているサービスでもあります。

http://www.epw.jp/

例えば WordPress の環境を本当にさくっと作れるほか、WebMatrix からの発行・取り込みを行うと非常に簡単に開発環境を準備できますし、継続的な案件支援にも役立つと思います。もっと本格的な自分環境が欲しい方はぜひ VirtualWeb などより自由度の高い専用環境へと幅を広げていくこともできます。

最初の Web Platform Installer の登場から見ていた人からするとどんだけーと叫びたくなるくらい変貌を遂げ、それが WebMatrix という開発環境を作ってコンテンツ発行までをサポートするなかなか面白いツールへと成長しました。上記の記事なんかを読んでぜひ一度触ってみてください。無償だけどそれなりのことができます。

ダウンロードは下記からどうぞ。
http://www.microsoft.com/japan/web/webmatrix/


この 8 か月間の間にいろいろな方に試していただく中で多種多様な要望が生まれてきました。名古屋の OSC でお話させていただいた資料にその方向性の一端を書きました。

実は 今 私はこの投稿を米国カリフォルニア州のアナハイムというところにあるホテルの一室で書いています。そう、http://www.buildwindows.com/ に書いてあるイベントに参加するためです。いろいろな新しいことがこのイベントで発表されるとネットでは書かれています。

果たしてこの辺も何かあるのだろうか。。。私も楽しみにしています。

何も無いかもしれませんが、次の WebMatrix の機能拡張は行われているのは事実で、生まれた様々なご要望がどれだけ取り込まれて成長したか、その姿をいつか見れるのは間違いないでしょう。

【HTML5】 MSDN でもさらに活発に情報発信が始まるのかな


MSDN マガジン 8月号
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/hh339634.aspx

8月号の中に以下の HTML5 記事が載っています。このシリーズが続く予感いっぱい。

HTML5: HTML5 によるアプリケーションのビルド: 理解すべきこと
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/hh335062.aspx

このブログで書き始めた考え方の要素から MSDN マガジンも入ったみたいですね。
これから楽しみ。

Progressive Enhancement, Graceful Degradation, Shim, Polyfill など実際にこれから実装する人たちはみんな遭遇する言葉になるんでしょうね。私もこの辺の情報発信を頑張ってみようと思います!

OSC2011 Nagoya にお邪魔しました


オープンソースカンファレンス 2011 Nagoya
http://www.ospn.jp/osc2011-nagoya/

私は名古屋のオープンソース カンファレンスは初めてだったのでとても楽しみにしていました。雨が混ざる天候にも関わらず、かなりの人がいらっしゃったのでとても楽しいひと時を過ごせました。

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展示ブースを新村と開けたほか、45分セッションもやらせていただきました。

ちなみに新村は @tashinmu、私は @hirookun でTwitterにいます。

PHPも扱える*無償*のWeb開発環境構築&エディターツール Microsoft WebMatrix と周辺テクノロジー ~最新状況報告と今後の展望~

基本的に WebMatrix の話をしたのですが、今後のWeb 関連のマイクロソフト テクノロジーの動向に関しても私なりの考えをお話いたしました。資料は下記にあります。


WebMatrix は一つの課題を解決することにフォーカスした製品ではなくて、Web 制作における様々な作業を便利に行えることを主眼とした製品です。なので、それぞれの領域の上級者は物足りないところが出ると思うのですが、実は一人でなんでもやっている方にとっては相当作業効率がよくなるものだと思っています。

その考えを踏襲して次のバージョンも出てくると思っていますが、米国で 9 月に行われる BUILD というカンファレンス以降でもっと方向性の話は詳細にしていけると期待しています。たぶん。

イベントの方に話を戻すと、実際現場でお話ししたところ、WebMatrixが何か、あるいはWebsiteSparkのようなプログラムの存在を知らない方が東京に比べると多いことに気づきました。今後の私の周りで行われる施策で考慮できたらと思っています。

利用シーンと WebMatrix の機能という観点でいくつか投稿を書いてみましょうかね。

【PHP】 PHP on Windows ガイドライン ひとまず一段落


半年くらいでまずは想定した分量を完成させよう! と始めた PHP on Windows ガイドラインですが、震災で色々な作業や副次的な仕事が舞い込んだ結果、最終的に 6 月末までかかってしまったものの、ひとまず完了です。

本日 第5章を公開しました。

PHP on Windows ガイドライン (ドラフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/iis/gg535422.aspx

実はこの 5 章のテーマに関しては物江と結構ディスカッションしました。というのは我々に本当にベストプラクティスが書けるか疑問だったからです。実際に実践で数十ものサイトを立ち上げているわけでもないですし、元になる英語の記事が単なる羅列であって、構成があまりイケてなかったこともあります。

でもここまでの章でまとめてきたように、 Windows で PHP の環境を作ることは非常に簡単にできる点をより多くの人に知って欲しかったですし、あとどうしても必須で読んでおいて欲しい記事としてあがっていたものでもありました。なので、色々なフィードバックがあるのを承知の上で第 5 章を書くことにしました。なので、実際に有償でコンサルタントが提供するドキュメントのクオリティでもなんでもないですし、読み物として読んでいただくことだけを前提に書いています。

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このガイド シリーズが一段落したところで、ちょっと PHP を Windows で動かす観点で雑感を書いておこうと思います。

確かに IIS を使用した場合に PHP を動作させる環境として Apache と全く同じになるわけではありません。それは多くの PHP アプリケーションが OS や Apache に関わるモジュールだったりとか機能を使用しているからで、PHP のレベルで抽象的に吸収できていないエリアがある場合には当然起こりえます。

IIS の開発チームも IIS+PHP の推奨構成を考えるときに当然そこは考慮した点なのでしょう。それまで IIS では最速と言われていた ISAPI モデルを使うことに固執せずに FastCGI のモデルを採用しました。つまり、実際に PHP アプリケーションが動作する際には PHP のランタイム(php-cgi.exe)上で動作するようにしたことで、PHP が動作する際の他のプラットフォームとの差異は最大限減らすことができたと思います。

あとは Web PI の着眼点も良かったと思います。もうすでに色々な環境を構築しているところにさらにインストールすると色々と起きるかもしれませんが、実際に PHP の環境を作ってみると本当に 5 分以内でさくっとカップラーメンの出来上がりを待っている感触で環境ができます。それこそ IIS と PHP の環境だけだと 1 分くらいでできてしまいます。PHP の入門書にはぜひこのオプションも書いてくれるとうれしく思います。

この感覚が非常に大事だと私は最近思っています。というのはクラウドの時代になってくるに連れ、環境構築は本来考えないでよくなり、上で動作するアプリケーションの内容と質が問われるからで、そこを意識する必要がないのが理想的だからです。また、クラウドの話でよく出てきますが、今までは考えられない短期間でここまでのものを作ったとかいう話がより多く聞こえてくるようになりました。

そのために各プラットフォームの提供者はユーザーが意識しないでもいいように努力し続けなければいけませんし、逆にユーザーはアプリケーションのクオリティをさらに高みに持っていけるようにするのが本質論でしょう。マイクロソフトは今 盛んに Azure 上 で PHP も使えるという記事、講演、宣伝を色々としているのが目にとまっているかもしれませんが、本質論はそういうことなんだと思います。本当の意味でそうなるにはまだまだ努力していかないとダメですけどね。

Azure 対応の Web PI、Azure 上でのマルチ インスタンスを意識した Web Deploy サービスを作ってくれるように日本法人からは Azure 開発チームに要望を出しています。これが実現できれば本当にクラウドに数分で環境ができ、しかもサイジングを意識しないでもいい世界が来ます。やってくれると思うんだけど、さてどう出ますか。

もう一つの観点では CMS の利用が挙げられると思います。Web の世界では本当に物事のスピードが速いなぁと感じている点でもありますが、一から作るのではなく、ありものに手を加えるというのが実際に多く行われています。システムの規模に応じて必要な機能要件や非機能要件の幅は異なるわけで、それに応じて既存で存在するありものの価格も変わります。だからフリーミアムな発想も出ますし、その価値がわかる人には当然素晴らしいものであると気づくと思います。マイクロソフトの各サーバー製品などもほぼその道筋に沿ったものであると言えると思います。

企業向けのシステム インテグレーションのお仕事で育った私は SI コアという用語に以前反応していましたが、要は横展開できるものを作らないとスケールしないということにみんな気づいていて、形は違えどパッケージ ビジネスなんかもその一つの潮流でしょう。だから「歴史は繰り返す」わけですが、人月で人ひとりの工数を売っているレベルを脱却しない限りは 1.0 は 1.0 であって、非効率を効率化することで 1.2 くらい、サービス残業で 1.5 や 2.0[あまりこのレベルの人いないで欲しいけど現実的には。。。 (+_+)] になるだけです。横展開すればそれが 2 にも 10 にもなる可能性を秘めているわけですね。

世の成功者はこの原理に気付いてどんどん先に進んでいき続けている気がしますが、果たして皆さんの周りではどう物事が進んでいるでしょうか。

プラットフォームの選定には本当に様々な要素があり、複雑です。ここに書いたようなことを考慮すると「PHP を Windows で使う」ということは本当にミクロな話であり、どうでもいいと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、選択の幅が広くなることはいいことであり、フィットするシチュエーションがあれば使えばいいのだと思います。

でもまあ自分の子供のように 2006 年から接してきた IIS7 については「使ってみればわかるのになぁ」という要素も多いので、まだ触ったこともないという方にはぜひ試していただきたいですけどね。(^o^)

ちなみに IIS7 はいつごろ登場したかというと、まずはクライアントの Windows Vista のベータ前のビルドから情報発信を始めました。ということは。。。。。。
ここは私も情報を持っていないので皆様の想像にお任せすることにしましょう。

【WebMatrix】 ASP.NET の CMS だってオープンソースの仲間


マイクロソフトというと「お金がかかる」、そういうコメントをよく聞きます。でもなんか正しくない認識だと思う。確かにソースを公開しているかというと CodePlex や CodeGallery に公開しているものでなければ公開していないものが多い。でも実際にながーいコードを自分で責任でいじくることができる人は全体からすれば限られていると思います。それから組織内環境でよく使われている .NET の方が案件の単価も高い可能性もあります。

むしろ WebMatrix と関連する IIS Express、SQL Server Compact(SQL Server Express も無償)、ASP.NET Web ページ、.NET Framework のどれをとっても OS 以外は無償なもので組合せが可能です。本当に高度なことをしようとすると確かに有償の Visual Studio が必要だったりしますが、多くの方、特に学びモードのときはそれこそ Visual Studio だって Visual Studio Express という無償版もあります。でも今 必要とされている動的なコンテンツを作ることを学びたいのであれば、これらでも十分勉強ができます。

最近 オープンソース = PHP、Perl、Ruby、Python など言語の名前が聞こえてきます。実はデバッグで中に入っていくことはできるはずですけど、確かに ASP.NET 自身はソース公開していません。でも上記で書いたように ASP.NET 自身はそうでも、その上で動くアプリケーションにはいわゆるオープンソースのものが結構存在し、最近の潮流では ASP.NET 開発をする際にもこうしたアプリケーションを利用することが特に米国ではメジャーになってきています。

DotNetNuke、Umbraco、Orchard。マイクロソフトからはこれら無償 CMS の情報が凄く発信されていると思いますし、これから増加するはずで、Azure も絡めたメッセージが増えていくことは間違いありません。全部 Web PI、WebMatrix で利用可能です。言語が C# を使っているだけの話で、SQL Server(Compact でも Express でもいい)をデータベースとして使用しているだけです。これからここはどんどんマイクロソフトもプッシュしますし、おそらく利用者が急増すると思います。そして、7月からは私の周辺でもこうした話を多く発信していくことになると思います。

こんな状況の中、まずは WebMatrix と一緒に登場した Razor 記法、@で動的な処理(サーバー処理)を記述する以前の ASP(拡張子が.asp)のような仕組みですが、これを解説する無償セミナーをやる予定です。DotNetNuke や Umbraco で今後仕事を増やしたいと思う方はまずはその前提としてこのセミナーを”今”受講いただいておくと必ずや後で役に立つと思います。私たちもそう思って、動的な Web コンテンツを作る勉強をする人も思い浮かべながらこのセミナーの企画をしました。


Tech Fielders セミナー 東京 「簡単、簡潔、スピーディー! WebMatrix を使った ASP.NET Web ページ開発手法」
参加費:無償

マイクロソフト 品川グランドセントラルタワー 31 階 セミナールーム C+D
JR 品川駅 港南口よりスカイウェイにて直結 徒歩 3 分、京浜急行 品川駅よりスカイウェイにて直結 徒歩 6 分

6/17(金) 14:00 ~ 18:00(受付は 13:30 から)


Razor 記法の面白いところは、実は ASP.NET MVC を使った本格的な ASP.NET 開発にそのまま持ち込めることで、以前の ASP → ASP.NET Web フォームのように完全に別のものを学ぶという流れになっていない点です。なので Razor を今 学ぶといいんです。

WebMatrix のセミナーも結構やりましたけど、実際に PHP を使うシナリオも面白いし、勉強のシーンでは凄く使えると思います。でも来ていただいた多くの方の反応はむしろ Razor とか ASP.NET Web ページのもっとしっかりした教材がほしいとか、もう少し応用の効くセミナーをしてほしいというものでした。例えば派遣で仕事をされている方の中からもそういう声が結構ありました。なのでこのセミナーをやります。

ASP.NET の世界でも無償の世界がある、そんな話でした。(*^_^*)

【WHS】 Windows Home Server 2011 大人気か?


今日は秋葉原で Windows Home Server 2011 のラウンチ イベントをやっている。ちょうどまだ最終セッションの座談会中。

詳細はこちらに掲載がある。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/windowshomeserver/whs2011event.mspx

実は色々なキャンペーンが DSP版 発売のこの時期に実施されているので、Windows Home Server を気に入っていただいた方はぜひそれらでお得に色々と入手して欲しいと思います。

さて、Windows Home Server と言えば、私も V1 のPower Pack 1 あたりから製品マーケティングに関係を少しだけするようになった一品で、現在はマーケ担当者も交代している。ここでも結構書いてきました。

Windows Home Server をよく知る人は V1 は Windows Server 2003 ベース、今度の 2011 は Windows Server 2008 R2 ベースであることを知っているでしょう。ということはどういうことなのか。。。

もちろんフルスペックの Windows Server 2008 R2 みたいに Hyper-V ができたり、RDS→VDI みたいな本格的なサーバーではない。でも。。。Windows Server 2008 R2 の人気が高い、要は基盤としての安定度と細かいところが以前の Windows Server より素晴らしくよくなっている点はもちろん継承している。Windows PowerShell だって使えるのだ!

私のブログで取り上げてきた内容で言えば、SMB がバージョンアップしているので SMB2 に対応した Vista 以降であればファイルコピーが V1 より格段に速いのでギガのネットワークハブが生きるとか、リモート接続のコンソールが IIS7.5 で動作しているとかいろいろとある。要は土台が以前よりもさらに安定してて、柔軟で、気持ちがいい OS と思っていただくといいでしょう。

それを知ってか、今の世情だからなのかはわかりませんが、深夜販売(ここは伝聞で書いてます)、本日のイベントは大入り。。。すごい。ちょっと写真を掲載しておきます。外のプレゼンのモニターにも人だかりができているほど。

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私は大きな会場でやるイベントの仕切りも知っているのでこのカフェソラーレでやるイベントの仕切りは人の流れも作りにくいし、すごい大変だと思うんですよね。でもどうにもならないので「すごい混雑」になってしまうのですが、これは段取りしている方も精一杯なのがよくわかります。なのですよ。(^○^)

Windows Home Server と言えば、ずっと Microsoft MVP な皆様が盛り上げてきてくれている製品。ご利用の皆様も彼らのブログやフォーラムなどでお世話になった人も多いと思います。私は Windows Home Server も担当しています!って言えるほど体が空いていないものの、やっぱりこの製品は大好きなので今後も追いかけてみたいと思います。

Windows Home Server 2011 の色々な情報を知りたければ以下をぜひ見てください。

製品やキャンペーンは、、、製品ページへ。
http://www.microsoft.com/japan/windowshomeserver

技術面とかほかの人が何をやっているか知りたい人は Facebookページ やフォーラムへ。
http://www.facebook.com/whsjp
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-jp/windowshomeservergenericja/threads

特におすすめなのは今 みんなで力を入れている Facebook ページです。
Facebook やっている人はぜひ Facebook ページを活用しよう!

Windows Home Server 2011、おすすめの一品です。特にストリーミングなんか最高ですよ。

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