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2012年は激動の年であって欲しい、そんな想いで新年を迎える!


皆さん、明けましておめでとうございます!
昨年は本当に皆様にお世話になり、無事過ごすことができました。

図1

例年であれば年賀状サービスを使って近しい人には送っていたのですが、今年からそれを止めることにしました。代わりと言ってはなんですが、ブログで今年に向けての想いをお伝えしたいと思います。また、例年は一年の締めくくりでブログ投稿していたのですが、それも止めてみました。なんか違うことをしたかったんです。

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2011 年は本当に多くの悲しみ、苦しみ、徒労を経験した人が多かったことでしょう。私もブログで何回そういうコメントを書いたかかわからないくらいです。でも Life Goes On あるいは The Show Must Go On なんです。特に IT を仕事にしている人間のすべきことは IT で人が幸せになる、より具体的には仕事や生活を便利にし、次のステージに進むための最高のパートナーとしての IT を広めることに他なりません。この初心に返り、今年は活動していけたらと思います。

☆昨年の自分を振り返ってみる

昨年まで私はマイクロソフトの Web 技術、特にインフラ部分としての Web サーバーを語ることが多かったです。それまでの経験値も進化著しいサーバー技術を支援する活動が多かったわけで、これは必然だったと言えます。まぁ 高添や安納がインフラ方面はなんでも語るので彼らが絶対に手を出さない(出そうよたまにはと言い続けてきましたが)領域としてのWeb サーバー、アプリケーションサーバーを主戦場として色々やってきました。

まぁ この領域は中途半端になりがちなんですよね、しかし。というのは、開発者向けの Deep な話の中で路傍の石のように語られることもあったり、インフラとしては花形は OS そのもの、特に Active Directory や Hyper-V の影で本来日本では非常に多い業務アプリケーションの稼働プラットフォームなのにもかかわらず、しっかり語られない本当に縁の下の力持ち、そこを気にする人も AD、仮想化、開発手法に比べれば圧倒的に少ないわけです。そこを担当されて興味を持っている方は逆に熱い方が多いというのもありますね。

少し脱線すると、、、

語られないことには理由があって、アプリケーション プラットフォームのチューニングというのはインフラで完結する製品とは大きく性格が異なります。それはほとんどがマイクロソフトが書いたコードである後者とは違い、大きく、多大に皆さんが開発するアプリケーションの内容によってパフォーマンス一つとっても影響を受けるからです。プラットフォームの設計指針として自由度が高いことを開発者は望むことが多いのですが、それを実現すると今度はサンドボックスのようにがちがちじゃないと提供しにくい情報を欲する、そんなエリアなんだと思っています。それが今のマイクロソフトの開発プラットフォーム、特にサーバー側の状況だと思います。だからこそ現場の皆さんの経験値が価値あるものになり、プロフェッショナルな皆さんの付加価値になっているともいえます。

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実はエバンジェリストのチームの中で Web プラットフォームを扱う専門チームがあるのは日本だけの特殊事情なんですが、ようやくクライアント側も一緒に着手できるようになり、Silverlight や IE をがっつりやろうかという矢先に地震。日本語版の IE9 のリリースもズレたのは皆さんもご承知の通りです。でも MIX というイベントに合わせてこれまでに全く無かったオンラインでの情報提供を visitmix.jp で行ったりと春日井との連携プレイなんかも生まれました。で、7月から本格的に IE と HTML5 を担当することになり、そこから私のクライアント技術のリハビリが始まりました。と同時にインフラ系ではなく、開発系の話をする意図で開発者向けの情報提供、デベロッパー エバンジェリストになりました。

以前 MVP の方の集まりがあった時に 「ASP.NET を学ぶために必要なことは?」という話が出たことがあります。ここでの一致した見解は、「ASP.NET というのはプラットフォームの名前であって、言語ではない」「つまりは、初めての人にとってはバックエンドを書く C# や VB と言った言語の勉強をする必要がある」「むしろ重要なのは HTML や CSS などの Web を構成する要素技術の方では?」という話になりました。ある意味、この重要な要素を担当することになったわけです。

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マイクロソフトが HTML を語る、それが多く行われたのは Windows 95 ~ Windows 98 のころだったのではないか、そんなことを想いながら、どうやってマイクロソフトの立ち位置を皆さんに伝えていくか、悶々とする数か月がそこから始まりました。さらに、Build において “Windows 8” で HTML、CSS も開発言語に加わる発表がされた時、「見えた!」と思いました。しかし、マイクロソフトのマーケティング戦略が変わり、エバンジェリストが広く、早く 伝えていく翼をもがれてしまいました。これは情報開示の大戦略転換なので、「言えない」ことが「言う」ことが仕事の人間にとっては苦痛でしたが、しかし、確かに情報が氾濫している現在においては有効な戦略であり、”Windows 8” について語るのは控えたのは皆さんもご存じのとおりです。

そういう観点では MVP Open Day でセッションを持った時にはそういうことになるとは夢にも思ってなかったので、MVP 各位は内容に不満だったでしょう。今だから明かす真実です。質問に答えれるのに答えれない、こんな経験をするとは思いませんでした。(笑) ただそれだけ MS が ”Windows 8″ にかける想いが強いという捉え方をしていただけるとうれしいなと思います。

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HTML5 に関しての活動が表だって大きくできなかった反面、昨年のラスト 3 か月は一生懸命に動きまわっていたものがあります。それは IE のピン留めです。今までも鈴木(章)あたりが色々な場所で話をしてきていたのですが、本格的に IE のマーケティング チームとがっつり組んで色々と仕掛けていく、そんなステージが来ました。

IE のピン留めは単なる Meta/Link タグおよびJavaScript 実装なので別に第 5 世代の HTML を活かしているわけではありませんが、Windows 7 の伸びが引き続き予想される中、IE9 が増加するのは間違いない状況で、それらのお客様と Web サイト運営者の架け橋となる面白いプラットフォームです。これは各所のブログで書いていたりするのと同じです。

私はこれをじっくり眺めた時、「PointCast だ!」と思いました。発信者が Push で情報を届ける、それができるなというのが第一印象。何故なら Web のイベントモデルを活用しつつ、リンクを動的に切り替える、しかも Web 製作者側が制御できるからです。これを使わない手は無いし、その効果を伝えなければいけないとマジで思いました。

ということで多くの場面でピン留めを宣伝もしてきたし、引き続き皆さんの方でも採用をご検討いただければと思います。タダですし。実はこれまでユーザーの操作性を上げるために社内の業務アプリケーションでデスクトップにショートカットを設ける設計を何度となく見てきましたが、もっとスマートにこの機能を使うと実装できると思うし、アプリケーション オーナーが伝えたい情報をジャンプリストで届けるというのも悪くないんじゃないかなと思うんです。

ということでインターネットでサービスをされている Web サイト様には引き続き提案を続けます。

☆今年の自分を占う

さぁ 2012 年の話を書きましょう。

どう考えても「言えない」が終わるので、明らかに次期 Windows の活動が増えるのは間違いないでしょう。サーバーも同時リリースなので IIS8 の情報提供もありますし、ASP.NET だってバージョンは上がるわ、IE/HTMLに至っては相当カバー領域があります。無論 IE10 そのものの情報提供ももっとしっかり始めると思うので目にする機会も増えることでしょう。

重心ということで言うと Windows 8/ IE10 、特に HTML 領域かな、やっぱり。まぁ よく人に器用だと言われるのですが、(悪く言うと中途半端ということ?といつも思うのですが)担当すべきところをしっかりやる、そんな一年になりそうな気がします。

“Windows 8” は情報発信の仕方もさることながら、その秘めたパワーは

・ネットワークというものをユーザーに意識させた「Windows 95」
・安定感、安心感を届けた「Windows 2000」
・セキュリティを意識することとなった「Windows XP」
・新しい挑戦をした「Windows Vista」
・挑戦が現実となった「Windows 7」

と並べてみた時に、Windows 95 が登場した時のインパクトに近いかもしれません。タッチが本流に入ってくるとともに、今までよりもさらに色々な形状のデバイスが登場する土壌になることでしょう。しかも Build の配布された PC では AT&T さんのチップで通信もできるものだったので通信インフラとの融合という意味でもこれまでとだいぶ異なる様相になることは間違いないでしょう。

Build でも Steve Ballmer がサプライズで登場して発言したように、今もってなお世界で一番多いデバイス数を持つ Windows の規模感、これをうまく活かして新しいビジネスも登場してくるでしょうね。

私の今年のお薦めは間違いなく、次期 Windows。サーバーも Hyper-V が進化して高添もやるき満々ですし、私もクライアント、サーバーを含めて今後の Windows の行方を皆さんと見守りたいと思います。

ということで、皆様 2012 年もよろしくお願いいたします!
そろそろ写真も違うものを使おうかと思いますが、とりあえずはこれで。(笑)

無題 

奥主 洋
Hiroshi Okunushi

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【PHP】 PHP on Windows ガイドライン ひとまず一段落


半年くらいでまずは想定した分量を完成させよう! と始めた PHP on Windows ガイドラインですが、震災で色々な作業や副次的な仕事が舞い込んだ結果、最終的に 6 月末までかかってしまったものの、ひとまず完了です。

本日 第5章を公開しました。

PHP on Windows ガイドライン (ドラフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/iis/gg535422.aspx

実はこの 5 章のテーマに関しては物江と結構ディスカッションしました。というのは我々に本当にベストプラクティスが書けるか疑問だったからです。実際に実践で数十ものサイトを立ち上げているわけでもないですし、元になる英語の記事が単なる羅列であって、構成があまりイケてなかったこともあります。

でもここまでの章でまとめてきたように、 Windows で PHP の環境を作ることは非常に簡単にできる点をより多くの人に知って欲しかったですし、あとどうしても必須で読んでおいて欲しい記事としてあがっていたものでもありました。なので、色々なフィードバックがあるのを承知の上で第 5 章を書くことにしました。なので、実際に有償でコンサルタントが提供するドキュメントのクオリティでもなんでもないですし、読み物として読んでいただくことだけを前提に書いています。

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このガイド シリーズが一段落したところで、ちょっと PHP を Windows で動かす観点で雑感を書いておこうと思います。

確かに IIS を使用した場合に PHP を動作させる環境として Apache と全く同じになるわけではありません。それは多くの PHP アプリケーションが OS や Apache に関わるモジュールだったりとか機能を使用しているからで、PHP のレベルで抽象的に吸収できていないエリアがある場合には当然起こりえます。

IIS の開発チームも IIS+PHP の推奨構成を考えるときに当然そこは考慮した点なのでしょう。それまで IIS では最速と言われていた ISAPI モデルを使うことに固執せずに FastCGI のモデルを採用しました。つまり、実際に PHP アプリケーションが動作する際には PHP のランタイム(php-cgi.exe)上で動作するようにしたことで、PHP が動作する際の他のプラットフォームとの差異は最大限減らすことができたと思います。

あとは Web PI の着眼点も良かったと思います。もうすでに色々な環境を構築しているところにさらにインストールすると色々と起きるかもしれませんが、実際に PHP の環境を作ってみると本当に 5 分以内でさくっとカップラーメンの出来上がりを待っている感触で環境ができます。それこそ IIS と PHP の環境だけだと 1 分くらいでできてしまいます。PHP の入門書にはぜひこのオプションも書いてくれるとうれしく思います。

この感覚が非常に大事だと私は最近思っています。というのはクラウドの時代になってくるに連れ、環境構築は本来考えないでよくなり、上で動作するアプリケーションの内容と質が問われるからで、そこを意識する必要がないのが理想的だからです。また、クラウドの話でよく出てきますが、今までは考えられない短期間でここまでのものを作ったとかいう話がより多く聞こえてくるようになりました。

そのために各プラットフォームの提供者はユーザーが意識しないでもいいように努力し続けなければいけませんし、逆にユーザーはアプリケーションのクオリティをさらに高みに持っていけるようにするのが本質論でしょう。マイクロソフトは今 盛んに Azure 上 で PHP も使えるという記事、講演、宣伝を色々としているのが目にとまっているかもしれませんが、本質論はそういうことなんだと思います。本当の意味でそうなるにはまだまだ努力していかないとダメですけどね。

Azure 対応の Web PI、Azure 上でのマルチ インスタンスを意識した Web Deploy サービスを作ってくれるように日本法人からは Azure 開発チームに要望を出しています。これが実現できれば本当にクラウドに数分で環境ができ、しかもサイジングを意識しないでもいい世界が来ます。やってくれると思うんだけど、さてどう出ますか。

もう一つの観点では CMS の利用が挙げられると思います。Web の世界では本当に物事のスピードが速いなぁと感じている点でもありますが、一から作るのではなく、ありものに手を加えるというのが実際に多く行われています。システムの規模に応じて必要な機能要件や非機能要件の幅は異なるわけで、それに応じて既存で存在するありものの価格も変わります。だからフリーミアムな発想も出ますし、その価値がわかる人には当然素晴らしいものであると気づくと思います。マイクロソフトの各サーバー製品などもほぼその道筋に沿ったものであると言えると思います。

企業向けのシステム インテグレーションのお仕事で育った私は SI コアという用語に以前反応していましたが、要は横展開できるものを作らないとスケールしないということにみんな気づいていて、形は違えどパッケージ ビジネスなんかもその一つの潮流でしょう。だから「歴史は繰り返す」わけですが、人月で人ひとりの工数を売っているレベルを脱却しない限りは 1.0 は 1.0 であって、非効率を効率化することで 1.2 くらい、サービス残業で 1.5 や 2.0[あまりこのレベルの人いないで欲しいけど現実的には。。。 (+_+)] になるだけです。横展開すればそれが 2 にも 10 にもなる可能性を秘めているわけですね。

世の成功者はこの原理に気付いてどんどん先に進んでいき続けている気がしますが、果たして皆さんの周りではどう物事が進んでいるでしょうか。

プラットフォームの選定には本当に様々な要素があり、複雑です。ここに書いたようなことを考慮すると「PHP を Windows で使う」ということは本当にミクロな話であり、どうでもいいと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、選択の幅が広くなることはいいことであり、フィットするシチュエーションがあれば使えばいいのだと思います。

でもまあ自分の子供のように 2006 年から接してきた IIS7 については「使ってみればわかるのになぁ」という要素も多いので、まだ触ったこともないという方にはぜひ試していただきたいですけどね。(^o^)

ちなみに IIS7 はいつごろ登場したかというと、まずはクライアントの Windows Vista のベータ前のビルドから情報発信を始めました。ということは。。。。。。
ここは私も情報を持っていないので皆様の想像にお任せすることにしましょう。

【WebMatrix】 ASP.NET の CMS だってオープンソースの仲間


マイクロソフトというと「お金がかかる」、そういうコメントをよく聞きます。でもなんか正しくない認識だと思う。確かにソースを公開しているかというと CodePlex や CodeGallery に公開しているものでなければ公開していないものが多い。でも実際にながーいコードを自分で責任でいじくることができる人は全体からすれば限られていると思います。それから組織内環境でよく使われている .NET の方が案件の単価も高い可能性もあります。

むしろ WebMatrix と関連する IIS Express、SQL Server Compact(SQL Server Express も無償)、ASP.NET Web ページ、.NET Framework のどれをとっても OS 以外は無償なもので組合せが可能です。本当に高度なことをしようとすると確かに有償の Visual Studio が必要だったりしますが、多くの方、特に学びモードのときはそれこそ Visual Studio だって Visual Studio Express という無償版もあります。でも今 必要とされている動的なコンテンツを作ることを学びたいのであれば、これらでも十分勉強ができます。

最近 オープンソース = PHP、Perl、Ruby、Python など言語の名前が聞こえてきます。実はデバッグで中に入っていくことはできるはずですけど、確かに ASP.NET 自身はソース公開していません。でも上記で書いたように ASP.NET 自身はそうでも、その上で動くアプリケーションにはいわゆるオープンソースのものが結構存在し、最近の潮流では ASP.NET 開発をする際にもこうしたアプリケーションを利用することが特に米国ではメジャーになってきています。

DotNetNuke、Umbraco、Orchard。マイクロソフトからはこれら無償 CMS の情報が凄く発信されていると思いますし、これから増加するはずで、Azure も絡めたメッセージが増えていくことは間違いありません。全部 Web PI、WebMatrix で利用可能です。言語が C# を使っているだけの話で、SQL Server(Compact でも Express でもいい)をデータベースとして使用しているだけです。これからここはどんどんマイクロソフトもプッシュしますし、おそらく利用者が急増すると思います。そして、7月からは私の周辺でもこうした話を多く発信していくことになると思います。

こんな状況の中、まずは WebMatrix と一緒に登場した Razor 記法、@で動的な処理(サーバー処理)を記述する以前の ASP(拡張子が.asp)のような仕組みですが、これを解説する無償セミナーをやる予定です。DotNetNuke や Umbraco で今後仕事を増やしたいと思う方はまずはその前提としてこのセミナーを”今”受講いただいておくと必ずや後で役に立つと思います。私たちもそう思って、動的な Web コンテンツを作る勉強をする人も思い浮かべながらこのセミナーの企画をしました。


Tech Fielders セミナー 東京 「簡単、簡潔、スピーディー! WebMatrix を使った ASP.NET Web ページ開発手法」
参加費:無償

マイクロソフト 品川グランドセントラルタワー 31 階 セミナールーム C+D
JR 品川駅 港南口よりスカイウェイにて直結 徒歩 3 分、京浜急行 品川駅よりスカイウェイにて直結 徒歩 6 分

6/17(金) 14:00 ~ 18:00(受付は 13:30 から)


Razor 記法の面白いところは、実は ASP.NET MVC を使った本格的な ASP.NET 開発にそのまま持ち込めることで、以前の ASP → ASP.NET Web フォームのように完全に別のものを学ぶという流れになっていない点です。なので Razor を今 学ぶといいんです。

WebMatrix のセミナーも結構やりましたけど、実際に PHP を使うシナリオも面白いし、勉強のシーンでは凄く使えると思います。でも来ていただいた多くの方の反応はむしろ Razor とか ASP.NET Web ページのもっとしっかりした教材がほしいとか、もう少し応用の効くセミナーをしてほしいというものでした。例えば派遣で仕事をされている方の中からもそういう声が結構ありました。なのでこのセミナーをやります。

ASP.NET の世界でも無償の世界がある、そんな話でした。(*^_^*)

【Web】 米国ラスベガスで MIX が開催され、引き続き情報発信をしていきますよ


毎年 MIX という Web制作や開発者向けのイベントがここ数年開催されてきた。今年も同じように 4/12 ~ 4/14 に開催されていた。

通常は日本のどこかしらのイベントで、あるいは REMIX という名前のイベントで持ち帰った内容を日本語でエバンジェリストや外部の講師の方が解説するイベントをやってきている。

今年は少し趣向を変えたことをやってみた。

本家: http://live.visitmix.com

日本: http://live.visitmix.com/jp

という日本独自サイトを立ち上げ、そこで日本のエバンジェリストをはじめ、社外の方でも MIX に参加されている人やメディア関係の方もここで様々な情報発信をできるようにした。

また、Facebook ページも開設した。

http://www.facebook.com/mixjapan

少しマイクロソフトが関与しているサイトの割りにコンテンツが”柔らかい”のですが、これがまた MIX というイベントの雰囲気でもあるのです。

ぜひ楽しんでいただけたら「いいね!」してくださいね。

http://live.visitmix.jp の方も内容の更新を予定しております。

特に容易にここから基調講演ビデオを見れるようにしたいほか、日本で作成される関連コンテンツにすぐにたどり着けるようにうまく組み上げていきたいところ。

こちらのページもお楽しみに!

【Maniax】 OSC 2011 Tokyo Spring で決勝開催


いやぁ 3 回 見届けてきた人間として、4 回目を外から見ることになり、やっぱ決勝に来られるくらいの方はみんなすーごいです。私は OSC のブースやチームメンバーのセッションに立ち会っていたので会場に居れなかったのですが、UST で全部流してみました。

OSC 会場的な Install Maniax の誘導から。(笑)

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もうほぼ終盤ですが、会場に行けたのでその様子も。

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なんか見ていて思ったのは、会場でインストールを物理マシンにしてきた過去3回との共通点としてはネットワーク帯域をどう読むかに結局なっちゃっているのかなぁと。今回は専用線を引いていたらしいのですけれどやっぱり OSS Web アプリケーションのインストールはファイルのインターネット越しのコピーなところが結構あるのでその容量次第なところがありますよね。

今回のルールは厳密にはどうだったんでしょうね。今度聞いとこ。(笑)

この点を考慮するとやっぱりローカルでパッケージを作ってあげないで Azure 側でセットアップが進行するようなメカニズムを構築したいですよね。WebDAV 有効にしちゃうのは NG なんだろうか (笑)そしたら全部ファイルコピーをネットワークドライブにできるような(爆)。。。まじめに今度ルール聞いとこっと。

砂金が途中でコメントしていたように、今は WebMatrix や Web PI をぐいぐい推しているチームにいるので、早く Azure とこれらの仕組みがうまくペアリングできるように頑張りたいなぁ。

WebMatrix の観点でコメントしておくと、WebMatrix というツールは、ローカルに Web PI の仕組みを使って OSS Web アプリケーションをインストールしてからカスタマイズをできるようになってるんですね。

たとえば WordPress であれば同僚の武田が書いているように

[MEMO] WebMatrix から WordPress をインストールする方法
http://blogs.msdn.com/b/web_/archive/2011/02/03/10124155.aspx

こんな感じでローカルの、しかも XP でも動く IIS Express 7.5 にインストールされて、それと連動して簡易開発を行うわけですよね。

WebMatrix は発行機能が優秀で、サーバー側(Windows Server/IIS7)の準備条件があるんですけど、それがうまく Windows Azure 側で設定できればじゃんじゃん WebMatrix で準備できたアプリを Web ロールに送れるはずなんですよね。

そのサーバー側の設定がちょっとキモいんですよね。物理サーバーだったら、これもまた同僚の物江が書いています。

WebMatrix からの直接アップロードを可能とする IIS Web 配置サービスの設定
http://blogs.msdn.com/b/osamum/archive/2011/02/08/webmatrix-iis-web.aspx

今の Windows Azure は Web ロールが拡張されて、Full IIS になっているはずなので、いつも IIS の講演している立場からすると IIS のレベルだと物理サーバーの IIS と何ら変わらなくなっているんですよね。ただ、IIS7 になってから標準機能じゃない追加拡張機能が別途ダウンロードしてインストールできるものが以前よりも増えたので、いろいろとやんないといけないですね。

でもって、Azure の場合は多分スタートアップタスクにインストール作業を放り込まないといけないので、全部 UI 応答なしのコマンドで実装しないとダメですよね。

まだ実際にこれ(WebMatrix から Azure への発行)を動かすことにチャレンジする時間がとれていないのですが、なんか自動化するならこういう要素だろうな、と。

IIS の標準機能追加
これは servermanagercmd.exe がいずれリタイアするので、pkgmgr.exe という今のWindows でいうと、「Windows 機能の有効化または無効化」 でチェックを入れる各設定をコマンドでインストール指示できるものがいいでしょうね。あとは Windows PowerShell の powershell.exe にパラメーター渡しで実行するようにしたらいけるのかな??? Add-WindowsFeature 動かせないのかなん。。。

Microsoft Web Deploy のインストール
日本語では Web 配置ツール といいますけど、IIS の拡張機能なので
http://www.iis.net/download/webdeploy
というようなところから入手できます。こっちの本家ページの場合、日本語のモジュールは右下からの入手になりますね。

各 IIS の拡張モジュールは少し本家と同期ができていないものの、実は日本語のページを作ってます。私が (汗)。あと、実は本家にそこへの誘導ページを本社と交渉して作ったのも私だったり(汗)。

コマンドで実行するのであれば拡張子が .msi なんで、/q (かな)つけると画面出ずにインストールできるのではと。あとはヒントとして、Web PI がインストールするログに書いてあるコマンドラインをそのまま使えばいいはず。

アクセス権の設定
うーん これは icacls.exe かな。

管理サービスの委任設定
これがキモいなぁ。管理サービス関連の設定って構成情報ファイル(web.config)にまだなりきれてなくてレジストリーな部分もあるんですよ。だからまあ .reg ファイルを作ればできるのかな??

IIS マネージャーのアクセス許可設定
これは .config に書いてあるのかな。。。
それであれば appcmd.exe か、なんかテキストファイルをコマンド編集する方法が使えるかもなぁ

管理サービスの開始
これは net start でしょう。

というのが厄介なところですかね。

あとはもちろん使うデータベースが MySQL ならその準備がいりますね。SQL Server ものだったら SQL Azure を使う想定をしておきたいところ。


でも。

WebMatrix であげるのであれば結局ファイル転送がいっぱい。

webpicmdline.exe かな。
Windows Azure Startup Tasks: Tips, Tricks, and Gotchas

スタートアップコマンドでなんとか Web PI (極小100Kくらい)をインストール。
Azure の Web ロール上で Web PI のコマンド実行しまくるのが面白いかな。
そうすれば Web PI が対応した OSS Web アプリケーション(現在 49)を全部結構スムーズにいれられるかいなぁと思います。

ちょっとやってみっかな。(笑)

でも結局プログラムのファイルストレージをどうやるかを解決しないとだな。


いずれにせよ、インストール マニアックス 4に参加された皆様、予選・決勝ともに本当にお疲れ様でした。様子はいつまで上がっているのか知らないのですが、現時点では UST で見れますね。
http://www.ustream.tv/channel/install-maniax-4

ビデオ中になんか発表もあったので今のうちにさくっと見ておく~?(笑)
あらためて。決勝に出てたみなさんは本当にすごいですわ。
タイガーもおつかれさま~。

追記)
あっ。 なんで懇親会いないの~ と怒られそうなのでちょっと書いておきます。
明日はこれまた面白そうなイベントのスタッフ予定なんですぅ。
つまり、明日も出動よん。

CSS Nite in Shinagawa「HTML5+IE9 Web Camp」
http://cssnite.jp/shinagawa/vol01/

今後 HTML5 とか IE の話に私も絡んでいく事になってますんです。いぇーい!

WebMatrix Day!を終えて


本日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今日を終わっての私の感想はやはり IT 業界で大事なのもテクノロジーではなく「人」であること。これはこの数年間ずっと実感していることですね。

共催いただいた
アリウープ様技術評論社様 ありがとうございました。

それから
総合司会いただいた 馮 様 (技術評論社)
パネル司会 いただいた 柏岡 様 (アリウープ)
ご講演いただきました (ご登壇順)
OpenPNE  手嶋様
EC-CUBE 梶原様
Geeklog Japanese 今駒様
本当にありがとうございました!&お疲れ様です。

それぞれの講演内容もなかなか面白い展開のものが多くてプレゼンの勉強にもみんななったんじゃないかなと期待しております。皆様 講演の達人です。

ええっと これが 品川 のとあるセミナールームの風景でございます!

DSC00430



さてと。今回の私のセッション内容の舞台裏を少しご紹介します。(笑)

〇セッション開始まで

奥主は今回はネットワーク屋もかねているという状況でアクセスポイントのセットアップを直前まで対応しており、実際のセッションのスライドがプレゼンマシンのデスクトップにコピーで届いたのが講演 1 分前。家庭用のルーターを急ごしらえで2台設置して受講中にご利用いただけるように動いてました。ひーー。

まあこういう段取りだとやはり色々起きるわけで、Full HD 表示の VAIO 君をそのまま繋いで 2 画面目がうまく表示できず、やはり実績のある一番右の卓で HDMI 表示した方が早かったというオチからスタート。

〇セッション内容

今日はコンセプトで行くと決めました。何故ならツールそのものは至ってシンプルなものだからです。実際、パネル中に柏岡さんが聞いていただいたのですが、Web PI と WebMatrix をそもそもご存じない方が多い状況だったので結果的には良かったと思います。

しかし、実際の手順についてはあまりふれることができませんでした。

WebMatrix は中上級レベルの開発を行える方向けのツールではありません!
従って、細かい話は困るであろう点に絞りました。特に環境面。

でも実は色々な進化もあって、その実 なかなか内部的には面白いツールになっています。ぜひ、下記の投稿を見ていただけるといいかなと思います。

【MEMO】 WebMatrix のポジショニング
【MEMO】 WebMatrix の環境準備
【MEMO】 WebMatrix リフレッシュ版がリリースされています。

他にも Web PI 関連でよく問合せを処理している武田のブログもご紹介しておきます。今 Web PI に関しては下記のブログが日本では一番参考になるはずです。

WebPI の歩き方 by 武田正樹
http://blogs.msdn.com/b/web_/

〇今日話さなかったおまけ

とはいえ今日はかなりWindows系でもPHP系でもスキルの高い方多かったようで、コンセプチュアルな話はちょっと厳しかった人もいたかもしれません。

今日ネットワークでハマっていなかったら取り上げてデモしようとしていたネタを書きますね。今度 ビデオでも撮ってみます。

How to enable Xdebug in WebMatrix
http://blogs.iis.net/ruslany/archive/2011/02/18/how-to-enable-xdebug-in-webmatrix.aspx

Ruslan は IIS 開発チームで .NET  じゃないエリアをずっと担当してきた方で、PHPのアクセラレーターとか URL Rewrite のIIS7 モジュールを解説している人です。

最近下記を思い切り頑張って 物江 と書いてきました。
PHP on Windows ガイドライン
CodeZine での PHP から MSSQL を使おう! 記事
なぜ今、PHPでMySQLではなくSQL Serverを使うのか? そして使えるのか?
PHPからSQL Serverへの正しい接続方法
PHPとSQL Serverで実践する「帳票出力」の新しい考え方
(最終回は公開作業中)

実は PHP on Windows ガイドラインで PHP でのトラブルシュート テクニックの初歩的なところが IIS 上だとよくわからないかもしれないと思い、第3章でそういうのも書いてみました。

Ruslan の話は PHP の拡張モジュールを使ってもう少し踏み込んだ解説です。面白いんじゃないでしょうか。ご紹介しておきますね。それから体調が回復したら日本語でここにも書きたいなぁと思っています。

〇さらにおまけ

PHP を IIS 上で実行する際のベストプラクティスを書いた記事があります。
これも日本語化に挑戦できていないものの一つで、手をかけたい記事です。

Best Practices for PHP on the Microsoft Web Platform
http://learn.iis.net/page.aspx/728/best-practices-for-php-on-the-microsoft-web-platform/

ということで私の分の資料はこちら

オープンソース系だと大概 40分~50分 くらいの枠が多いので話しきれないことが多くて。。。ということで今度  5 時間 くらい一人でしゃべってみたいなぁ。(^_^)/

ということでまずは2週連続のイベントでちょっとほっとしている奥主でした。
今日はゆっくり寝よ。

来週は オープンソース カンファレンスですね!

【PHP】 PHP on Windows ガイドライン 第3章 を公開


色々な活動をしている中、なんとか3章を書き上げました。

PHP on Windows ガイドライン (ドラフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/iis/gg535422.aspx


Windows と IIS に疑念を持っている人、まだまだ多いんですよね。最新の Windows と IIS をちゃんと伝えたくて
物江と書き始めたこのガイドライン、3 章まで来ました。
今回はかなり Windows からしばらく離れてしまっている、Windows 2000 とか Windows XP なら触っている人を意識してPHP を利用するシナリオで書いてみました。

ちょっと視力が最近落ちてきたみたいで、矯正しに今日行った眼科でも Windows 2000 Professional のスクリーンセーバーをばっちり見たし、先生の利用しているカルテマシンも Windows XP。どんどん突っ走っているマーケティングと違ってこれは日本では結構見られる光景のはず。Windows 7 は素晴らしい OS なので、そこに搭載されている数々の要素も盛り込みつつ、今回のテーマは、第 3 章 アプリケーション配置後の問題解決 Tips。

実際に Web サイトの運営現場の煩雑さを考えると全然情報が足りないかもしれないですが、基本的に問題になるポイントを押さえてみました。あと Windows にしばらく触れていない人を意識して書いてもきました。

最近色々な人のつぶやきを見ていても少しずつ声が届いているようで、「食わず嫌いだったかな」という声も結構見るようになりました。

このガイドラインでまたそういう人が増えてくれるのを心から期待しています。こういうところが足りないという話であればぜひお声掛けください。 (^_^)/

こんな内容です。

・Web サーバー(IIS)が返すエラー処理
 サンプルアプリケーションの作成
 PHP エラーメッセージの表示を変更する
 アプリケーションエラーを診断するための PHP エラーメッセージの有効化

・リクエストの状態を調べて、エラーの診断を行う
 原因不明、再現困難な問題を失敗した要求トレースで診断する

・ハングしているリクエストを実行状態から検査して見つける
 無限ループするようなサンプルページを作成します
 IIS マネージャーでリクエスト実行状態を確認する
 コマンドでリクエスト実行状態を確認する

・コラム:Windows でよく使われる問題解析ツール
 システムのログ
 システム情報、状態情報